お知らせ
京奈和自動車道ってどこまで出来てるの
暮らし方を考えよう
京奈和自動車道は京都、奈良、和歌山の3府県を通る高規格幹線道路となります。
奈良県から大阪府へは阪奈道路、第二阪奈道路や西名阪自動車道、南阪奈道路があり、三重県までは第二阪奈道路を使うことが出来ますが
和歌山県へは国道24号線、京都へも国道24号線が主流でした。
TEXT:MARUWA
3府県をつなぐメリット
上記に記載したように奈良県から京都府や和歌山県を結ぶ幹線道路が希薄でした。そのため、平日の通勤時間帯では国道24号線は渋滞が日常化しており
土日では終日渋滞しており物流や観光の足かせとなっておりました。
これらの地域には「古都京都の文化遺産」「古都奈良の文化財」「紀伊山地の霊場と参詣道」などをはじめとする世界文化遺産、国宝、重要文化財が数多くあり、また関西文化学術研究都市等の学術研究施設や高度な研究開発拠点があり大阪都市圏周辺には、固有の歴史・文化に裏打ちされた貴重な地域資源が数多く存在しています。
こうした地域資源を有機的ネットワークで形成し、これからの近畿の経済・文化・暮らしを支えるのが、現在事業が進められている京奈和自動車道です。 引用:近畿圏の外郭環状を形成する高規格完成道路。
どこまで進んでるの
京奈和自動車道は全長約120㎞、京奈北道路、京奈道路、大和北道路、大和・御所道路、五條道路、橋本道路、紀北東道路、紀北西道路の8つの道路からなる幹線道路となります。
最初の都市計画決定は1973年に大和・御所道路『大和区間』の橿原バイパスが都市計画決定され順次、都市計画決定、工事着工となっております。
総距離約120kmのうち、約88kmの73%は完成し開通しております。現在、事業中の区間は“橿原北IC”の4.4kmと“大和北道路”の12.4kmの2区画となります。両方とも奈良県ですね。
また、残りの京奈北道路が高速自動車国道の新名神高速道路の整備建設計画があり計画区間となっております。
大和北道路について
大和北道路に関しては、都市計画決定されるまでは『上を通す』『下を通す』などいろいろな噂が流れておりました。
都市計画決定され、大和北道路は現在の大和郡山IC(仮称)からJR関西本線までは24号線上を経由し、将来的に『八条駅』が出来るであろう付近へ曲がり、現在の『新大宮駅』を経由し24号線へつながる計画となります。
『八条駅』付近から『木津IC』付近までは地下区間となりますので全線開通までは当分掛かるでしょう。