お知らせ
騒音トラブルに困ったら
暮らし方を考えよう
この春から、進学や就職で新生活を始めた方も大勢おられるかと思います。
毎日平和に暮らしていくのが理想ですが、残念ながら集合住宅では他の入居者の方と
生活トラブルが起きてしまうことがあります。
出来れば避けたい生活トラブル。今回は、一番多い騒音トラブルの対処方法を見ていきましょう。
TEXT:MARUWA
ダントツで多いのが音に関するトラブル
足音、テレビやステレオなどの音、トイレやお風呂の水道の音といった生活音から、
話し声、子どもの泣き声など多岐に渡ります。
例えば楽器使用禁止の物件で深夜にギターの音が聞こえるなど明らかなルール違反が
あれば対処しやすいですが、
生活音がどれぐらい気になるかはよほど非常識なものではない限り個人の許容量による部分があるので悩ましいところです。
まずは管理会社に相談を
集合住宅なのである程度はお互い様、というのが大前提ですがどうしても我慢できない場合は管理会社に相談をしてください。
自分でクレームを言いに行くと余計にこじれて最悪事件に発展する可能性があります。
管理会社に相談する際には「いつ」「どの辺りから」「どんな音が」「どんな頻度で」を具体的に伝えてください。
その後の対処法としては、
・エントランスの掲示板に張り紙
・チラシの投函
・発生源の入居者に直接お話をする
といった方法になります。
管理会社に相談したのが自分だと、発生源の入居者に特定されないよう最大限の配慮は
されますが、例えば足音の苦情などは下の階の人、とどうしても分かってしまう事もあります。その後再びトラブルになるようでしたらすぐ管理会社に相談してください。
自分が騒音を出さないために
やはり集合住宅である以上お互い様なので、自分が発生源になってしまう事もあります。
出来る範囲で対策をして、快適なマンションライフを送りましょう。
ドアの開閉 b >
静かに開け閉めする。隙間テープなどの緩衝材で音を抑える
給排水音 b >
シャワーや入浴などの早朝や深夜の利用を控える
家具の移動音 b >
テーブルや椅子を引きずらない。脚にキャップをする
足音 b >
カーペットやマットなどを敷いて音が響くのを抑える。歩き方に注意する
話し声 b >
窓を開けたまま大声で話さない。部屋に人が集まるときは時間帯を考慮した声の大きさで会話する