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奈良県の桜スポット【大和郡山城】

郡山城の桜

郡山城跡

郡山城跡は奈良県大和郡山市の中心部にある史跡です。天正11年(1583年)織田信長の時代に筒井順慶が天守を築城。以降,豊臣氏・水野氏・松平氏・本多氏などの居城となり廃城される明治6年(1873年)までは柳沢氏の居城となっておりました。
筒井順慶期に郡山城を改修し天守を築き,一国一城の名によりかつての居城であった筒井城を破却し郡山城の一城となりました。また,明智光秀が普請目付となり近世城郭工事に着手。大和国中から石を集められました。
後に豊臣秀吉の弟である豊臣秀長が大和国・和泉国・紀伊国三ヵ国100万石余の領主として郡山城に入城。100万国の居城に相応しい城として拡大し城郭,城下町の整備が行われました。五奉行である増田長盛が郡山城へ入城し48町13間を堀や土塁で囲む城郭都市となりました。
その後は大坂冬の陣,大坂夏の陣をえて水野氏・松平氏・本多氏が郡山城に移封され郡山城,城下町に修復に着手し人口2万人を超える郡山城の全盛期をむかえますが,大火や家督騒動など人口や町の減少が続きました。のちに柳沢氏が移封し城下町の整備に努められ,安定した時期を迎えますが大飢餓や火災みまわれ多くの建物に被害がおよびました
。1868年に明治維新を迎え,1870年に藩は今後城の修理は行わないことを出願,1873年に郡山城は破却されました。この際に櫓・門・塀などの建築物は入札により売却され運び去られたものの現在石垣や堀,土塁の多くは見ることができます。また,城門であった門は城下町にある永慶寺の山門として移築されております。

郡山城跡の桜

「さくら名所100選」や「続日本100名城」に選定。城内には約800本が濠を囲むようにしてソメイヨシノなどが植えられており、「御殿桜」とも呼ばております。「大和郡山お城まつり」が開かれる頃には城跡全体がピンク色に染まる見どころの多いスポットです。

郡山城の桜 郡山城の桜 郡山城の桜 郡山城の桜
  • ●見ごろ
  •   3月下旬~4月上旬

  • ●さくらの本数
  •   約800本

  • ●住所
  •   奈良県大和郡山市城内町

  • ●Access
  •   近鉄橿原線 近鉄郡山駅 徒歩7分

      JR関西本線 郡山駅 徒歩15分

  • ●Map