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瓊花の咲く唐招提寺
瓊花の咲く唐招提寺
奈良県奈良市五條町にあります唐招提寺は瓊花の咲くお寺としても有名です。
唐招提寺は南都六宗の一つである律宗の総本山となります。ご本尊は盧舎那仏、開基は中国・唐出身の僧鑑真。
鑑真が晩年を過ごした寺であり、縁の深さから多くの参拝者が訪れております。
瓊花とは、中国の江蘇省揚州市が原産の花であり、隋から唐の時代には「玉蘂」とも呼ばれ、
その芳香のある黄白色の花が愛でられたといいます。
瓊花は不稔であったため,受粉しても種ができないので台木に接ぎ木し数を増やしていたそうです。
やがて、元軍の進行にあい瓊花は絶えました。その後は残った台木を瓊花と言うようになったそうです。
日本には1963年(鑑真和上遷都化1200年)に鑑真の故郷である江蘇省揚州市から1株,唐招提寺に贈られました。
- ●見頃
- ●住所
- ●Access
- ●Map
4月中旬~5月中旬
奈良県奈良市五条町13−46
近鉄橿原線 西ノ京駅 徒歩10分
JR関西本線 奈良駅 バス17分