お知らせ
なら燈花会
なら燈花会ってなに?
なら燈花会とは、1300年前に都として栄えた奈良は広大な自然や歴史遺産が多く残り、どこか懐かしい、心を癒してくれる、ろうそくのやさしい灯りが奈良の地を照らしますなら燈花会」の「燈花」とは、灯心の先にできる花の形のかたまり。のこと言い、これが出来ると仏教では縁起の良いものとされております。
"訪れた人々が幸せになりますように。" そんな願いを込めてひとつひとつ灯してくれております。
「なら燈花会」は1999年に誕生し、新型コロナウイルス感染防止の為に約3年ぶりの開催となります。
本年は8月5日~8月14日の夏のたった10日間だけ開催されます。
古都奈良にろうそくの灯りがとけ込み、訪れる人々の心にさまざまな感動を与えてくれる「なら燈花会」は奈良の夏の夜の風物詩ともなりました。
1日約300名のボランティアスタッフと特定非営利活動法人 なら燈花会の会の皆様が開催期間中は約2万本の燈花(ろうそく)一つ一つ設置し、火を灯し、終了後はまた一つ一つ撤去回収してくれております。
弊社、丸和不動産は微力ながら協賛企業として本年は名を連ねさせていただきました。
どこで開催されてるの?
なら燈花会は、奈良公園近郊で開催されており主には浮雲園地、浅茅ヶ原、浮見堂、猿沢池・五十二段、興福寺、東大寺、春日大社の計7ケ所となります。
本記事では、ひとつのエリア毎に写真と一緒に日々ご紹介していきたいと思います。
また、開催期間中は周辺道路なども混雑し最寄りのコインパーキングなどは満車となるケースが多く見受けられましたのでお早めの移動など余裕を持った行動や、公共交通機関でのご来場をお勧めいたします。
浮雲園地、浅茅ヶ原、浮見堂、猿沢池・五十二段、興福寺、東大寺、春日大社の7ケ所で開催される燈花会は期間中でも限られた日にか実施されない場所もございます。
浮雲園地、浅茅ヶ原、浮見堂、猿沢池・五十二段、興福寺の5ケ所は開催期間中(8月5日~14日)火が灯され、東大寺は8月13日と8月14日の2日間、春日大社は14日の1日のみとなります。
浮雲園地
浮雲園地は、東大寺参道より東側、奈良春日野国際フォーラムまでの間となります。
園内一面にうそくの灯りが広がり、地上にはろうそくの灯で描いた天の川のような形をしております。
「一年に一度会うことが許されている、 牽牛と織女の物語を思い出します。」と公式サイトではご紹介されているように幻想的な景色がここにあります。
こちらのエリアは日中は元より夜間も鹿の出没が多いエリアにはなりますのでろうそくに灯された幻想的な鹿との共演を見ていただくこともできるかも。
【開催期間8月5日~8月14日】
浅茅ヶ原
浅茅ヶ原は、猿沢池もしくは興福寺から春日大社参道に向かい春日大社までの中間地ほどに位置します。
梅林としても有名な浅茅ヶ原では、竹作りのオブジェとあたり一面に配置されたろうそくの灯りが幻想的にしてくれます。
生い茂る木々の陰影の美しさ、真っ暗な闇夜の中から浮かび上がる人影、灯りの中を進みながらろうそくの灯りと静けさを味わいませんか。
【開催期間8月5日~8月14日】
浮見堂
浮見堂は、先述の浅茅ヶ原より南下した鷺池浮かぶ檜皮葺きの六角堂、言わずとしてた観光地です。
ろうそくの灯りで金色に輝く浮見堂、別世界に行くかの如く照らされる浮見堂蓬莱橋。
ほとりに配置されたろうそくや浮見堂などの灯りが鮮やかに水面を映し出します。その水面には提灯を灯した小舟。
漂う小舟と映し出す水面、拓けた空間での夜空、金色に輝く浮見堂は見どころ満点でございます。
【開催期間8月5日~8月14日】
猿沢池・五十二段
猿沢池・五十二段は、三条通りから興福寺方面に行かれ釆女の悲しい伝説が残る猿沢池。
ならまち界隈ともあり連日観光客で賑わうエリアとなります。
猿沢池の周囲にはろうそくの灯りが並べられ、興福寺の五重塔や五十二段付近の斜面に散りばめられたろうそくの灯りが
猿沢池の水面をゆらゆらと照らしてくれます。池の周りにはその景色を眺めながらゆったりとしたときの流れを感じられます
【開催期間8月5日~8月14日】
興福寺
興福寺は、猿沢池より五十二段を上がった先にある世界遺産。
やわらかな灯りに照らされる北参道からも伺うことが出来、凛とした空気が漂う五重塔。
闇夜に照らされる五重塔と前面に荘厳されたろうそくの灯りが昼間とは違う趣のある表情へと変えてくれます。
【開催期間8月5日~8月14日】
東大寺
奈良の大仏があるお寺と知られているのがこの東大寺です。奈良の大仏は高さ18M(台座部分は3M)となります。
鏡池のほとりなどに燈火を荘厳され普段と違う夜の東大寺となりました。無料参拝も行われ参拝者の列ができており、池の周りにはカメラマンがリフレクションを楽しんでおりました。
【開催期間8月13日~8月14日】
春日大社
春日大社は誰もが知る奈良県のユネスコの世界遺産に「古都奈良の文化財」の1つとして登録されている神社です。全国に約1,000社ある春日大社の総本社で平城京の守護と国民の繁栄を祈願するために創建されました。
春日大社参道から境内に至るまで燈火されました。最終日の14日の1日のみの燈火となり、別のコラムで取り上げますが中元万灯籠も14日と15日と行われ多くの参拝客で賑わっておりました。
【開催期間8月14日~8月14日】
- ●住所
- ●Access
- ●駐車場
- ●Map
奈良県奈良市(奈良公園付近)
近鉄奈良線 近鉄奈良駅 徒歩
JR関西本線 奈良駅 徒歩
指定駐車場はなし