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お部屋の広さを表す単位って?
更新日:2022年11月24日
お部屋の広さを表す単位って?
お部屋の広さを表す単位はご存じですか。住居(マンションやアパート)などの居室の広さはよく畳数で表記されることが多く、お部屋全体(専有部)は㎡(平米)単位で表されることが多く、 店舗の広さや土地などでは坪という表記であらわされることが多くあります。では、それぞれの単位についてと単位同士どう違うのかを見ていきましょう。
畳数とは…
畳数とは、敷いた畳の数をあらわす広さの単位となります。ただ、畳数は畳のサイズによって実際の広さに違いが出てきてしまいます。畳の種類には以下のように種類が存在します。
縦191.0cm×横95.5cm=18240.5cm2
関西地方から九州地方にかけ広く普及している畳の種類となり、関西間や本間と呼ばれたり大きさが6尺3寸あることから六三間と呼ばれたりすることもあります。
6畳あたりの広さ10.9443㎡となります。
京間とは
縦182.0cm×横91.0cm=16562cm2
愛知県や岐阜県、三重県などの東海地方で使われるこが多い畳の種類となります。縦6尺・横3尺の大きさがあることから三六間と呼ばれることもあります。
6畳あたりの広さ9.9372㎡となります。
中京間とは
縦176.0cm×横87.8cm=15452.8cm2
江戸時代に普及し始めた畳の種類となり関東間や田舎間とも呼ばれます。縦5尺8寸あることから五八間と呼ばれることもあります。
6畳あたりの広さ9.27168㎡となります。
江戸間とは
縦170.0cm×横85.0cm=14450cm2
高度成長期に入り、マンションやアパートなどの多くの共同住宅が建築されるようになってきたことに普及したのが「団地間」となります。縦が5尺6寸あることから「五六間とも呼ばれることがあります。畳サイズが1番広い京間と比べてると1畳あたり3790.5cm2の違いがでてきます。
6畳あたりの広さ8.6700㎡となります。
団地間とは
坪数とは…
坪数とは、「尺貫法」と言われる日本古来の計量方法で、畳数の説明でも出てきましたように長さをあらわす場合は「寸、尺、間」が使用され面積をあらわす際には「歩、坪、畝、反、町」が使われます。
坪表記は主に土地の広さや事務所や店舗の広さをあらわすのに使われる単位となります。
1面の幅が6尺の正方形の場合1坪と計算されます。このとき1尺が約0.303mですので6尺が約1.818mになりますので面積である1坪は約3.306㎡となります。
ですので坪表記では分かりにくいな。と思われたら坪数に対して×3.305をすれば平米数を算出することが可能となります。