お知らせ
徒歩10分。。。ってどれくらいの距離
不動産広告にある徒歩10分とはどれくらいの距離?
インターネットなどの不動産広告に使われている『徒歩10分』とかは、実は不動産の広告を規制をする「不動産の表示に関する公正競争規約(表示規約)」で徒歩1分あたり80mに相当するものとして計算するようになっております。
更には、下記の様に細かい決まりがあります。
1.直線距離ではなく、道路に沿って測定した距離(道路距離)をもとにする。
2.道路距離80mを徒歩1分に換算する。
3.80m未満の端数が出たときは、切り上げて1分とする。例えば、道路距離が100mならば、徒歩所要時間は「2分」となる。
4.駅からすぐに物件があるときでも、「駅から徒歩0分」ではなく、「駅から徒歩1分」と表示しなければならない。
5.車両通行量が多い道路や鉄道などを越えるために、横断歩道・歩道橋・踏切りを経由しなければならないときは、それを経由するために余分に歩く距離を含める必要がある。
6.横断歩道や踏切り等を横断するとき、信号待ちの時間は考慮しなくてよい。
7.坂道があるために実際に歩く時間が長くなるときでも、やはり道路距離80mを徒歩1分に換算してよい。