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大佛鐵道記念公園・佐保川の桜

佐保川桜並木

桜のスポット【奈良県奈良市】

大佛鐵道記念公園・佐保川

今回は奈良在住31年!普段はパソコン仕事ばかりのMWがお花見シーズンの大佛鐵道記念公園・佐保川に行ってまいりました!
大佛鐵道記念公園という場所の枝垂桜が有名だと今回同僚に勧めてもらい初めて知りました。
佐保川の桜と一緒にご紹介いたします。

大佛鉄道とは

「大仏鉄道」は、明治時代の鉄道会社「関西(かんせい)鉄道」の加茂と奈良を最短距離で結んだ、約10キロの路線の愛称です。
この路線は、明治31年に加茂駅から大仏駅(奈良市法蓮町、明治40年に廃止)の区間が開業。大仏駅は東大寺の大仏詣で多くの人々が利用して、同社の花形路線となりました。
翌年、奈良駅まで路線を延伸しましたが、明治40年に加茂駅から木津駅を経て奈良駅へ至る平坦なルート(現在のJR関西本線)が開通すると、黒髪山など急坂の難所を抱えているこの路線は廃線になりました。
営業期間はわずか9年で、当時の資料がほとんど残っていないことから、同鉄道は「幻の大仏鉄道」と呼ばれています。

大佛鐡道しだれ桜 大佛鐡道しだれ桜 大佛鐡道しだれ桜 大佛鐡道しだれ桜
  • ●駐車場
  •   なし(近隣コインパーキング)

  • ●Map

佐保川の桜並木

佐保川の桜は、江戸時代末期に奈良奉行・川路聖謨(かわじとしあきら)によって植樹されたのが始まりで、「川路桜」とも呼ばれています。
樹齢160年を超える古木のほか、御衣黄(ぎょいこう)桜や美しい桜のトンネルも見応えがあります。佐保川・川路桜祭りの期間中は、提灯が設置されます。

佐保川桜並木 佐保川桜並木
  • ●駐車場
  •   なし(近隣コインパーキング)

  • ●Map

今年はずっと寒かったのに一気に暖かくなり、桜が開花したかと思うと雨の日が続いたので、お花見ができる期間は短かったですね。
雨が上がった絶好のお花見日和に行ってきました!近鉄奈良駅から大佛鐵道記念公園まで徒歩約11分。やすらぎの道を歩いて佐保川を左折し、しばらく歩くと見えてきます。
枝垂桜が大きくて公園に覆いかぶさるように咲いており、迫力たっぷり!見ごたえがあります。枝垂桜を見に来た地元の方々や1眼カメラを構えている方々もたくさんいらっしゃって、とても賑わっていました。
大佛鐵道記念公園の枝垂桜を見たあとは、佐保川沿いの桜並木を見ながら近鉄新大宮駅まで歩きました。写真を撮ったり、桜を眺めたりしていたので、まっすぐ歩くと16分のところ、30分くらいはのんびり歩いた気がします。水遊びしているお子さんや、犬を連れてお花見している方もいらっしゃいました。日頃運動不足の私にはちょうどいい運動になるくらいの距離でした。
大佛鐵道記念公園→佐保川お花見コース、ぜひ行ってみてくださいね。